詩集.006
疑問

泣けど泣けども
助け来ず
声を殺し縮こまるのみ
何も知らぬわ罪だらけ
この世で何を求め生きよ


全知

何も知らないことは幸せである
知らなさすぎるは罪となる
全てを知れば地獄へ行く


変化できない苦しみ

私は知っている
零か百かで物事を測れないことを
知ってもなお変えられない両極端


花薫る

酷くとも離れずそばに居てくれた
前とは違う感情が
僕の中で花開く
その花を手放すことはもうしない


知らない君へ

君を忘れたこの僕に
君は今も話しかけてくる
何にも覚えてない癖に
君の喋りは止まらない

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